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【DisplayLink】M1 Mac miniで3画面出力する方法と注意点の解説!

【DisplayLink】M1 Mac miniで3画面出力する方法と注意点の解説!

Intelモデルでは最大3画面の出力に対応していましたが

M1 mac miniは2つのモニターへの出力にしか対応していません。

小柄なボディでパワフルな動作を実現したM1 Mac miniですが

トリプルディスプレイユーザーのshunPにとってこの点は残念すぎるポイントでした。

shunP

「どうにかして3画面に出力したい!」とshunP同様に困っている方は多いのでは?

そこで今回は!

M1 Mac miniでトリプルディスプレイ環境を構築する方法について解説していきます!

M1 Mac miniは最大2台のディスプレイにしか対応していない

M1 Mac miniの画面出力スペック

Apple公式サイトより

そもそもM1 Mac miniの対応スペックは上記の様に

6Kと4K(共に60Hzまで)の最大2台のディスプレイの同時サポート

までとなっています。

shunP

たとえFHDのディスプレイだとしても、2画面までしか出力できないよ
Mac mni(2018)

M1以前のMac miniでは3画面出力に対応していました。ただし、3画面の場合は4K(60Hz)のみ。2画面の場合は6Kと4K(共に60Hzまで)の出力に対応。


参考
Mac mini (2018) – 技術仕様Apple公式

DisplayLinkを使えば3画面出力できる

つまり正攻法だとトリプルディスプレイの実現が不可能くまね。

くまさん

shunP

そーいうこと!だから何かしらのデバイスで無理くり出力する必要があるんだ!

その「何かしらのデバイス」が今回紹介するDisplayLink対応のHDMI変換アダプターになります。

このアダプタを使用することでM1 Mac miniでも問題なく3画面出力することが出来ます。

MEMO

今回紹介する方法では最大で6Kが1枚、4Kが2枚のトリプルディスプレイ環境が構築できます。

M1 Mac miniでトリプルディスプレイ環境を構築するのに必要なもの

shunP

それじゃあまずは、用意するものを紹介するよ!

今回は3つのアイテムを紹介します。

DisplayLinkは必須となりますが、

「USBハブ」と「HDMIケーブル」は既にお持ちなら新しく購入する必要はないです。

注意

DisplayLink対応HDMI変換アダプターには最大出力の違い(4K、2K)があるので注意して下さい。

DisplayLink対応HDMI変換アダプター

CableCreationのDisplayLink対応HIIMI変換アダプター

shunP

今回shunPが購入したのは「CableCreation」の変換アダプターだよ!

こちらの最大出力は2Kとなります。購入利用は

一番安かった(5千円くらい)

使用しているモニターが2Kだった

という理由からです。

CableCreationのDisplayLink対応HIIMI変換アダプター

内容品は「製品本体」と「ドライバーのインストールディスク」になります。

ちなみにドライバーはDisplayLinkのHPからもDLできます。

DisplayLink対応HIIMI変換アダプターの形状とサイズ感

製品形状は手にスッポリ収まる程度のサイズ感です。

特に持ち運ぶ事もないのでそこまで大きさは気にならないと思います。

代替製品はこちら

CableCreationのアダプターが在庫切れの場合は

値段は少し高くなりますが、こちらで代替できます。

スペック

最大出力2Kまでとなります。

4Kモニターで使用したい場合

もし使用しているモニターが4K使用の場合はこちらのアダプターが必要です。

4Kの場合はお値段が高くなりますね…。

DisplayPortを使用したい場合

shunP

これも4K対応だから使用しているモニター次第では一番オススメかも!

shunPは2KモニターでHDMIでも良かったので気にしてませんが、こだわりがある場合はこちらが必要です。

DisplayPort

HDMIのようにライセンス料が必要なく、生産コストが安いのが特徴で8Kなどの大容量の通信が可能です。HDMIとの違いはDisplayPortの場合、モニターの電源を切るとPCと接続が遮断される事です。これにより、スリープから復帰した時などアイコンやWebブラウザの配置が勝手に変わってしまうなどのデメリットがあります。

USBハブ(条件次第で無くてもOK)

M1 Mac mini
Mi1 Mac miniの搭載ポート

Apple公式サイトより

  • HDMI×1
  • Thunderbolt×2
  • USB-A×2

M1 Mac miniには一つしかHDMIポートがありません。

すべてHDMIで出力する場合は必然的にもう一つHDMIポートを増設する必要があります。

また、モバイルモニターなどをThunderboltやUSBポートで出力する場合は

すでに別のデバイスで埋まっている事もしばしば…。そんな時はUSBハブでポートを増やす必要があります。

shunP

もしUSBハブを持っていない場合はDisplayLink対応のハブがオススメだよ!

多機能ドッキングステーション

こちらのハブはDisplayLinkが内蔵されています。

3つの画面のうち一つをUSB経由で出力する場合はこれ一つで3画面環境を構築できます。

Anker PowerExpand+

一つのモニターをUSB経由で出力したいけどUSBボートが埋まっている場合です。

この場合は普通のUSBハブでOKとなります。

shunP

無難にAnkerのUSBハブがオススメだね。

USBハブについてはこちらの記事が参考になります

あわせて読みたい

HDMIケーブル

HDMIケーブルは特にスペックは気にしなくてOKです。

長さや出力の違いがあるのでそこだけは注意しましょう!

DisplayPortケーブルはこちら

DisplayPortを使用する場合に必要です。

やっぱりDPケーブルはハイスペックなデータ通信に向いてますね。

shunP

HIMIと似ているから間違わないように!

DisplayLinkアダプターの使い方と設定方法

DisplayLinkによるM1 Mac miniでのトリプルディスプレイ環境

shunPの3画面環境
  • 本体のHDMI経由
  • 本体のUSB経由
  • 変換アダプター経由

上記の様に3つの入出力でトリプルディスプレイ環境を構築しました。

モニターへの接続については一つを変換アダプター経由にするだけなので

基本的に難しいところはないかと思います。

shunP

それじゃあ接続方法について補足していくよ!

DisplayLink Manager(ドライバー)をインストールする

DisplayLink Managerをインストール

まずはMacに「DisplayLink Manager」をインストールします。

付属のインストールディスクもしくはDisplayLinkのHPからインストールしましょう。

DisplayLink ManagerがインストールされたMac mini

無事にインストールできるとLaunchpadに「DisplayLink Manager」が表示されます。

DisplayLink Managerの起動画面

クリックしてアプリを起動し、チェック蘭にチェックを入れます。

これでMacを起動すると同時にアプリが自動で立ち上がる様になります。

shunP

これで事前の設定は完了!

変換アダプターとモニターを接続する

DisplayLink対応HDMI変換アダプターの接続方法

あとはMacとモニターを接続していくだけとなります。

接続方法の一例ですが、shunPの場合は2枚のモニター1枚のモバイルモニターに接続しています。

2枚のモニターは上記の様にHDMIでの接続になります。

DisplayLink対応HDMI変換アダプターの接続方法

そして残る1枚のモバイルモニターはUSBポートから直接接続しています。

全てHDMIやDisplayPortを使用する場合

USBハブを使用したトリプルディスプレイの接続例

お持ちのモニターやDisplayPortの有無によって接続方法は若干変わります。

上記は接続方法の一例ですが、USBハブを使用することで対応することになります。

shunP

今回使用しているモニターとモバイルモニターは別記事で紹介しているよ!

shunPが使用しているモニター

shunPが使用しているモバイルモニター

DisplayLinkで3画面出力する場合の注意点

DisplayLinkで3画面出力する場合の注意点

DisplayLink対応HDMIアダプターを使用することで

3画面の出力が可能となりましたが、

「あれ?と思う気になる点」がありました。

shunP

購入する際に注意した方が良いので紹介しておきます!

AppleWatchでのロック解除ができない

AppleWatchでのロック解除ができない

Macにサインインする際です。上記の様に

「画面が共有されているため、AppleWatchでロックを解除できません」

と表示がされてAppleWatchでのロック解除が不可となります。

DisplayLinkでの出力は画面共有と処理されているようですね。

shunP

AppleWatchでロック解除している方は気をつけてね!

ディスプレイの発色、色味が僅かに変わる

ディスプレイの発色、色味が僅かに変わる

使用しているモニターは2枚とも全く同じものです。

2枚を比べるとDisplayLinkの方が発色が白っぽくなります。

ただ、この違いは僅かであり、shunPは半年ほど使用していて気づきました←

shunP

色味より発色が強くなる感じ!モニター自体の設定で調整すると良いかも!

補足:DisplayLinkとは?仕組みの解説

  • DisplayLink社が開発した技術
  • CPUを使用してデータを出力している
  • ゲームや動画編集には不向き

最後に「そもそもDisplayLinkって何?」について簡単に解説しておきます。

通常PCから映像を出力する際にはGPUを介してデータが送信されます。

なので、AppleがGPUからの送信に制限(2画面まで)をかけた場合、それ以上のデータ転送は不可能になる訳です。

しかし、DisplayLinkはCPU上に仮想のディスプレイ空間を構築してそのデータを直接PCへ送信することが出来ます。

この処理の為にPCには専用のドライバーが必要になる訳です。

グラフィックデータ負荷が高いと処理が追いつかない

MEMO

データの処理にCPUを使用している為、ゲームのような高負荷が掛かる様な出力には向いていないと言えます。なのでゲームや動画編集の場合は本体のGPUを経由して出力した方が良いですね。

サブのモニターへの出力として考えておくと良いくまね。

くまさん

shunP

ネットサーフィンやライティング、事務処理程度なら全然問題なく使用できるから安心して!

こちらのサイトで詳しく解説されています


参考
DisplayLink 技術と代替モード グラフィック出力の違いについてplugable公式

まとめ

M1 Mac miniでトリプルディスプレイ

「DisplayLink対応HDMI変換アダプター」を使用する事で

無事にトリプルディスプレイ環境が構築できて大満足!

ロック解除や発色の違いが少し気になりますが、shunPの使用環境を考えれば問題なしです。

shunP

M1 Mac miniにすると3画面で作業できない…?
と心配していたのでホッと一安心!

やっぱりモニターが3つあると便利ですね。

気になる方は是非試してみてください。きっと気にいるはずです!

それでは今回はこの辺で。

以上、「M1 mac miniで3画面出力する方法について」でした。

あわせて読みたい

DisplayLink対応USBアダプター

shunP使用モデル

代替品

4Kならこれ

DisplayPortで4K対応

ドッキングステーション

2 COMMENTS

渡邊 広康

初めまして渡邊と申します 
3画面可能かで検索し拝見させて頂きとても参考になりました
アマゾンでCableCreationを購入しましたがCDがなく
ホームページからダンロードを試みましたが英語表記で
困惑している状況です、何か参考になる資料がありましたら
宜しくお願い致します。

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